あさりっておいしいですよね。
酒蒸し、ボンゴレ、あさりごはん。
でも、食べたときに”ジャリ”って口の中でしたら、せっかくのごちそうが・・・
気分も半減ですよね。
あさりは海の砂の中に住んでいるので、食べる前に砂抜きをする必要があるのですが、砂抜きがうまくできていないと”ジャリ”ってなってしまうんですね。
そこでおいしくあさりを食べるための砂抜きの方法、かかる時間、失敗しないコツをまとめてみました。
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あさりの砂抜き方法・時間
あさりの砂抜きの時間
1~3時間:スーパーで買ってきた場合
半日~1日:潮干狩りでとってきた場合
準備するもの
- 水500ml
- 塩15g
さらさらの塩の場合 大さじ1弱
湿った塩の場合 大さじ1強 - バット
- 新聞紙
あさりの砂抜きの方法
- 流水であさりをよくもみ洗いします。
- 水500mlに塩15g(大さじ1程度)を入れよく溶かし海水と同じ約3%の濃度の塩水を作ります。
※あさりの量が多いときは倍の水1000mlに対し、塩30g(大さじ2程度) - バットに重ならないようあさりを並べます。
- あさりの頭がちょっと出る程度に、ひたひたに塩水を入れます。
- 新聞紙をかぶせます。
- 冷暗所にそっと放置します。
スーパーのあさりなら1~3時間、潮干狩りのあさりなら半日~1日 - 新聞紙をとってみてあさりが管からピューと水を出していれば砂抜き完了です。
分かりやすい動画を見つけたので共有します。
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あさりの砂抜き、失敗しないコツ
おいしくあさりを料理するために砂抜き失敗しないコツがあります。
あさりが住んでいた自然環境を再現しあさりをリラックスさせるのがコツです。
また、ほかのあさりが吐いた砂を再度吸い込んでしまわないよう、あさりを重ならないように並べるのがコツです。
- 塩水の濃度
あさりが住んでいた海水と同じ濃度(約3%)にします。海水は結構しょっぱいです。海水浴で間違って海水を飲んじゃったときのしょっぱさをイメージしていただければと思います。ですので、分量の水500mlに対し、塩15gをちゃんと守りましょう。慣れないうちはちゃんと分量を量ったほうが良いでしょう。くれぐれも隠し味と同じ感覚で塩一つまみとかはダメです。確実に失敗します。 - 温度
室温が20度を超えるようであれば冷蔵庫に入れたほうが良いです。ただし、逆に寒すぎてもあさりの活動が弱ってしまうので、料理するちょっと前に冷蔵庫から出してみて水をピューと出していないようでしたら、室内に移して活動を活発にさせたほうが良い場合もあります。 - 光・刺激
あさりは普段砂の中に潜っていますので暗いところが好きです。ですので新聞紙をかぶせて光を遮ります。また、刺激があるとあさりはリラックスできず、砂出しをやめてしまうのでそっと放置してあげてください。砂出しできているかな?と気になってちょくちょく見たい気持ちもわかりますが、そこはグッとこらえましょう。 - あさりの並べ方
あさりが重なってしまうと、ほかのあさりが吐いた砂を再度吸い込んでしまい、砂出しがうまくいかなくなることがあります。そのため、平らなバットにあさりを重ならないよう並べるのが理想です。バットがない場合はボウルなどで代用は可能ですが、その場合でも、できるだけあさりが重ならないようにするのが良いでしょう。
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