ON 基本イメージ 上に乗っている

onの基本イメージは「上に乗っている」、接触しています。

There is a book on the table.

(テーブルの上に本がある)

この「上に乗っている」という単純なイメージが、それをどう解釈するか、どう見るかによっていろいろな意味を作り出します。

 

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接触

There is a fly on the ceiling.

(天井にハエが止まっている)

基本イメージの図を拡大してみましょう。

図のように接触していますね。

この接触しているという感覚は何も上に限ったことではないんです。

ハエは天井の下に止まっていますが、接触しているからこれもonでいいんです。

There is a map on the wall.

(壁に地図がかかっている)

横でも壁に接触しているのでon。

接触していれば、上も下も横も関係なくonで表現できます。

 

この接触の感覚は方向だけでなく、さらに時間にも使えるんです。

On arriving at the station, she rang up her mother.

(駅に着くとすぐに彼女は母親に電話をかけた。)

「駅に着いた」と「電話をかけた」をした時間がピタッと接触している、つまり「~するとすぐ」ってことになりますね。

 

接触から「線上」

She lives on the Tokaido line.

(彼女は東海道線沿線に住んでいる)

線上という位置関係は、中に入っている(in)わけでも、点(at)でもありません。

線上にあるというのは接触している感覚であらわされることになります。

線とみなすことができれば道、コンピュータネットワーク、何でもonが使えます。

 

接触から「活動中」

接触の感触は「活動中」につながっています。英語では「活動」は流れとして意識されます。その流れの上にある意識で使われるので、「活動中」もonで表現されます。

He’s here on business.

(彼は仕事でここに来ています。)

businessという活動の流れの上にいる、その意識なのでonが使われます。

そのほか、on vacation(休暇中)、on sale(売出し中)なども表せます。

 

onは単独でも「活動中」を表すことができます。

The radio is on.(ラジオついてるよ。)

 

またonの「活動中」に意味が動詞に「ずっと~し続ける」というニュアンスを持たせます。

They had to go on even if it rained heavily.

(たとえ大雨でも彼らは前進しなければならなかった。)

 

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接触から「~について(関する)」

This is a book about/on rabbits.

(ウサギについての本)

同じ日本語訳ですがaboutとonのニュアンスは全然違います。a book on rabbitsには「専門書」といったニュアンスがあります。それはonの「接触」から来るものです。ウサギ(の「まわり」ではなく)ソノモノを対象にしていること伝わってきます。

 

 

 

 

 

 

圧力

基本イメージをさらに展開してみます。基本イメージは上の球が下のテーブルを押しているように見えますね。ググっと力が加わっています。

Don’t put pressure on me.

(プレッシャーをかけないで。)

プレッシャーが私にグッとかかる感触、それがonの感触です。

There’s something that has been on my mind lately.
(最近ずっと悩んでいることがあるよ。)

somethingが心にのしかかっています。だから「悩んでいる」になります。

 

支える

基本イメージを展開するとテーブルが上の球を支えているようにも見えます。

I depend on you.

(君を頼りにしてる。)

私は「あなた」に支えられているってニュアンスです。

 

 

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